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希望者が出せるチャレンジショップなど…輪島市の復興計画考える検討会 朝市通りの商店街と組合から具体案

輪島市の復興計画を考える検討会が開かれ朝市通りでのなりわい再建に向けて   具体的な案が出されました。希望者が出店できるチャレンジショップや震災資料館の整備などが盛り込まれています。

20日、輪島市内で開かれた今後のまちづくりを考える検討会。初回から参加している委員のほか、朝市通りにある本町商店街と輪島市朝市組合の代表が初めて出席しました。

本町商店街振興組合 高森健一理事長:
「この会議にうちらの考えたことをちょっとでものせていただくためには本格的に動く前に(自分たちの案を)作らないといけないと思って作りました」

今年3月から、若手を中心に朝市通り周辺の再建案を議論してきた本町商店街と輪島市朝市組合。半年かけてまとめた案を復興計画に反映させてもらおうと検討会のメンバーに説明しました。

高森健一理事長:
「ぜひ商業店舗整備の促進という形で具体例としてチャレンジショップみたいな形で店舗が入れるようなものを作ってそこで家賃を払って営業していくという形をできないか」

案には希望者が出店できるチャレンジショップや災害時に炊き出しもできる朝市関係者のための共同加工場を整備すること。そして、観光客が長時間滞在できるよう永井豪記念館を復活させることや新たに震災資料館を作るアイデアなどが盛り込まれています。

輪島市朝市組合・冨水長毅組合長:
「衛生面での管理が非常に重要になってくると思いますのできちっとした加工場で今後の衛生にも対応できるものをきちっと整備していただきたい」

高森健一理事長:
「従来以上の形にぜひ近いうちに復興させたいという思いできょうは提出させていただきました」(震災資料館について)「この状況から立ち直ってここまできたという部分をみていただくためにはぜひ必要な施設だと考えています」

輪島市は朝市通りを含めた市全体の復興計画を今年度中にまとめる予定です。

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