いよいよプライドウイーク開始…かなざわにじのまでKanta＆Kaedeの作品展

10/17(木) 12:21

障がいがある10代のきょうだいアーティスト、Kanta＆Kaede（かんたあんどかえで）さんの自由でカラフルな作品展が金沢市で開かれています。

金沢市内の交流施設「かなざわにじのま」には、さまざまな人物や風景を集めた　　　　　　　　　　　　絵画と折り紙を切り貼りして作られた作品が飾られています。これらは自閉症と知的障がいを合わせ持つ10代の兄妹アーティスト、Kanta＆Kaede（かんた　あんど　かえで）の作品です。

2人のデザインは、企業や官公庁の製品などにも採用されています。

油性のペンで、自分の大好きなものを集めて描くのは兄、Kantaさん。こちらは、毎年家族旅行で訪れていた能登の風景を集めた作品です。

一方、妹のKaedeさんの作品は、折り紙を切り貼りして、お姫さまや魔法といった　　　世界観を表現したものです。

ふたりの作品が　揃って展示されるのは石川県内では初めてで、Kantaさんの新作4点を含む、合わせて45点の作品が並べられています。

母・輪島満貴子さん：
「二人の世界観を思う存分というところと、Kaedeちゃんのおとぎ話の世界観もそうですし、Kantaだったら、体験をもとに自分の世界観をミックスしたような新作がどんどん生まれてきているので、そういうところを新たな発見として見ていただきたい」

展示会は17日からで入場は無料です。