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防災の専門家が津波で被災の現場を視察…独自の地区防災計画を作成へ
能登半島地震で起きた津波を教訓に避難のあり方について改めて考える取り組みが珠洲市内で行われました。
珠洲市三崎町寺家の下出地区を訪れたのは防災の専門家8人です。元日は最大4.7メートルの津波に襲われましたが、下出地区では全員が避難し無事でした。一方、避難経路にあった階段が急なことなど課題も残っています。専門家と住民たちが話し合い今後は避難訓練の条件を変えて実施することやより負担の少ない避難路を整備することを決めました。
下出地区に住む出村正幸さん:
継続していくことがあるからこそいざというときに動けるので意識づけが常に大事だと思う
防災都市計画研究所 吉川忠寛博士:
自分たちの町でもひょっとしたらできるかもしれないという風に感じてもらえたことがすごくよかった
さらに今後は住民が避難する基準も示した地区防災計画を新たに作成していく方針です。