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油圧ショベルの先端が作業員の頭部を直撃…能登半島地震の解体現場で労災事故
能登半島地震による家屋の解体が進む、石川県珠洲市内の解体現場で70代の作業員の男性が油圧ショベルに接触し、死亡しました。
珠洲警察署によりますと、27日午前8時ごろ、珠洲市宝立町南黒丸(ほうりゅうまちみなみくろまる)にある能登半島地震で被災した家屋の解体現場で、油圧ショベルの先端のフォーク部分が作業をしていた岩手県北上市(きたかみし)に住む解体作業員・松田讓(まつだゆずる)さん(71)の頭部に接触しました。松田さんは市内の病院に運ばれましたがおよそ3時間後に死亡が確認されました。死因は多発頭蓋骨骨折でした。
警察によりますと松田さんは事故当時、同僚の作業員7人で作業をしていて、ヘルメットを被っていたということです。警察ではショベルを操縦していた作業員から話を聞くなどして、詳しい事故の原因を調べています。