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負債総額は約8億円か…金沢の建築資材卸売会社が資材価格高騰に携帯電話販売事業不採算などで経営破綻
石川県金沢市の建築資材の卸売会社が経営破たんした事がわかりました。負債額は、約7億9670万円に上ると見られます。
経営破綻したのは、金沢市湊2丁目にある石川住宅管理です。帝国データバンクによりますと、石川住宅管理は1977年に、浄化槽維持管理業の会社として創業。その後、北陸地区を中心にホームセンターへの建築資材の販売や、携帯電話販売事業の売り上げが伸びたことで2004年12月期には、約11億6600万円を売り上げていました。
しかし、携帯電話販売事業が不採算事業となり撤退したことや、関西圏まで拡大していたリフォーム工事の営業窓口なども閉鎖した他、コロナ禍以降、資材の価格高騰などが影響して4期連続で最終赤字となりました。その結果、9月30日付で事業を停止し、11月22日に自己破産を金沢地裁に申請しました。負債総額はおよそ7億9670万円とみられると言うことです。