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能登半島地震で一時孤立…奥能登・珠洲在来の丹生そばで年越し 一足早く多くの人でにぎわい
能登半島地震で一時孤立したほか、9月の豪雨でも断水などの被害にあった珠洲市の道の駅では、穏やかな新年を願い少し早めの年越しそばを食べに来る人たちで賑わっています。
珠洲市狼煙町(のろしまち)の「道の駅・狼煙」は、奥能登・在来種のそば粉を使った「丹生(にふ)そば」を、提供しています。
元日の地震で狼煙町は、一時孤立したほか、9月の豪雨でも断水などの大きな被害を受けました。
こうした中、道の駅・狼煙は先月、ようやく本格的に営業を再開し、30日は多くの人で賑わっていました。
訪れた人は:
「とてもおいしいです。優しい味がして食べやすいですね。」
「(そばを)食べるつもりはなかったけど来てみて思いがけず(食べた)。おいしかったですね。(来年は)少しずつ一歩一歩、進めていきたいと思います。今をとにかく一生懸命生きるって感じです。」
道の駅狼煙 小寺美和さん:
「こうやって今年最後も営業できたことにまずは感謝しています。来年は普通に過ごしたいですね。営業が1回1回止まるんじゃなくて普通に営業できるようになったらいいなと思います。」
道の駅では、大みそかも午前11時から午後2時までそばを提供すると言う事です。