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今年は穏やかな年に…能登で被災の消防団員が勇壮!加賀鳶はしご登り
金沢市で2年ぶりに消防出初め式が開かれ、消防団員たちが、火消しの心意気を示しました。
能登半島地震の影響で2年ぶりとなる金沢市の消防出初め式には、金沢市消防局や市内49の消防団に所属する約1300人が参加しました。式では冒頭、能登半島地震地震と奥能登豪雨の犠牲者に対して黙とうが捧げられました。
そして、その後、江戸時代から300年続く加賀鳶はしご登りを披露。高さ6メートルの梯子の上で38人の団員たちが、次々と伝統の技を繰り出しました。中には、穴水町に帰省中に能登半島地震に見舞われた団員もいましたが、勇ましい姿で能登にエールを送りました。
最後は下帯姿の団員たちが新たな年が火事や災害のない年となるよう願いながら、空に向けて一斉放水しました。
穴水町で被災した鞍月分団大川哲也さん:
鎮魂の思いも含めて能登の1日でも早い復興復旧を願って演技させていただいた。普通の年でいいので、穏やかな年になってくれればいいかなということしかないですね。