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地震の被害乗り越え…奥能登で栽培される高級しいたけ『のとてまり』初出荷 9日の初セリに注目集まる
能登半島地震の被害を乗り越え、8日初出荷です。
穴水町平野(ひらの)にある「全農いしかわ」の集出荷場で奥能登で栽培される高級しいたけ「のとてまり」の出荷がはじまりました。
「のとてまり」は、原木シイタケの品種「のと115(いちいちご)」のうち、カサの幅が8センチ以上、厚さが3センチ以上など厳しい条件をクリアしたものだけが認定されます。
今年は気温の高い日が続き、例年より出荷がおよそ3週間遅れたほか、地震や豪雨の影響でのとてまりを栽培するホダ木が流されたり、栽培場所までの道路が寸断されたりと、多くの被害がありました。しかし、生産者の努力で上質なのとてまりが 収穫出来たという事です。
奥能登原木しいたけ活性化協議会・樋下義勝会長:
立派なものがありまして、安心しました。のとてまりにかける思いがかなりすごかったのかなと。
昨年度の初セリでは8玉30万円の値が付き、9日の結果に注目が集まっています。