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5円上がり181円のスタンドも…ガソリンが補助金再縮小でさらに値上げ ドライバー「高い キツいっす」

ガソリン価格の高騰が止まりません。国の補助金が16日から再び縮小され1Lの価格が180円を超えたところも。物価高の今、相次ぐ値上げに悲鳴の声が上がっています。

金沢市示野中町のガソリンスタンドでは、15日までレギュラーガソリンの価格は1Lあたり176円でしたが16日から5円値上げし、181円となりました。背景には国が2022年1月から続けていたガソリンなどの燃料油に対する補助金を16日からさらに縮小したことがあります。

記者:
こちらのガソリンスタンドではきのう駆け込みで訪れた客が多いということできょうは客の数はまばらです

店では値上げを見越して15日のうちに給油を済ませた客も多いということですが、知らずに訪れた客も…

男性客:
知らなかったです。外出ちょっと控えようかなという気になってます

こちらのガソリンスタンドではアプリを登録すれば値引きとなります。少しでもガソリン代を節約しようとこちらの男性客もアプリを活用していました。

男性客:
5円ですね、割引。いつもここ決まってるので割引も使ってという感じ

金沢エネルギーセルフ桜田町給油所 藤森耕平所長:
レギュラーガソリンも一般価格で180円台になりましたのでどうしてもお財布に厳しい状況になってます。大雪に備えてということもありますので少なく抑えず常に満タンを心掛けていただきたい

資源エネルギー庁によりますと灯油の価格も5円ほど値上がりする見通しです。なぜガソリン価格が上がったのか、補助金の仕組みについて説明します。2024年12月18日までは、原油1Lあたり168円を超えた分の60パーセントを国が補助していました。その後、補助率が引き下げられ30%に縮小しました。これを受けガソリン価格は1Lあたり5円ほど上がりました。さらに16日からはこの30%の補助金もなくなってしまいました。その結果、価格はさらに5円ほど上がりました。およそ1カ月間で10円も上がったことになります。

ガソリン価格の高騰に私たちはどう対応したら良いのか。取材した金沢エネルギーセルフ桜田町給油所の藤森所長にお聞きしました。ガソリンの無駄遣いを防ぐ方法として当たり前のことですが、無駄な運転を避ける、タイヤの空気圧を適切に保つ、ふんわりアクセル、ふんわりブレーキを心掛けると良いと話していました。ガソリン値上がりへの対応策はどうしても限られてしまいますね毎月のスマホ代、保険料など固定費の見直しが必要かもしれませんね。

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