野々市市の中学校いじめ問題　第三者委員会が調査報告書まとめる

04/01(火) 11:49

おととし、野々市市の中学校でいじめが発生し重大事態となった問題で弁護士などで構成する第三者委員会が調査報告書をまとめました。

この問題はおととし4月、野々市市の中学校に通っていた女子生徒が同級生から仲間はずれにされ、その後、SNSなどでも誹謗中傷されたとして適応障害と診断され転校を余儀なくされたものです。野々市市教育委員会はいじめ重大事態における「生命心身財産重大事態」にあたるとして、第三者による調査委員会の設置を決めました。3月31日は小島次郎委員長が、去年11月から関係者などに聞き取り調査した結果や提言をまとめた報告書を大久保教育長に手渡しました。

野々市市　大久保邦彦教育長：
「学校関係者等としっかり共有して今後の再発防止に取り組んでいきたい」

この調査報告書は、被害者の意向を確認し公表するかどうか検討するということです。