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輪島市役所では17人に辞令…新年度スタート「クスリのアオキ」入社式には過去最多945人の新入社員出席

きょうは4月1日。新年度がスタートしました。

濱口記者:
「クスリのアオキの入社式では真新しいスーツに身を包み少し緊張した面持ちで新たな門出を迎えます」

「クスリのアオキ」の入社式には過去最多となる945人の新入社員が出席しました。青木宏憲社長は「真摯に責任を持って取り組んでほしい」と激励しました。

新入社員:
「いただいた仕事で自分の納得できないこともあるかもしれないがそういった際でも意味を考え真摯に真剣にやっていければ」
「自分らしくプライベートも楽しく社会人生活を送っていきたい」

全国およそ1000店舗を展開するクスリのアオキ。新入社員はあすから研修が始まり来週には全国各地の店舗に配属されます。

新年度スタートは県庁でも。
震災以来、着続けていた防災服から心機一転スーツに身を包んだ馳知事。組織改正に伴う人事異動や新規採用職員への辞令交付に臨みました。県は1日から災害対応の強化を図るため危機管理監室を危機管理部に昇格させます。

さらに…

馳知事:
「おはようございます。この3名の人事が令和7年度石川県庁人事の最大の目玉であります」

「危機管理専門官」として自衛隊OB2人を配置。災害時の関係機関との連携を強化するほか、「消防防災専門官」に金沢市の消防局長経験者を配置し全国の消防機関からの応援の体制を構築します。その後、幹部職員を集め、新年度にあたっての心構えを説きました。

馳知事:
「石川県だけで復旧復興やろうと思ってもちょっと無理です」「石川県の立ち位置がもっともっと広がっていく、そういう仕事のあり方というのが求められています」

一方、被災地輪島市役所で行われた辞令交付式。新しく採用された職員17人に辞令が渡されました。職員を代表し、決意を述べたのは木下晴仁さんです。

木下晴仁さん:
「能登半島地震の影響による課題も多いかと思いますが、よりよい輪島市を作るという使命感を胸に職員の一員として働けることを誇りに思います」

実は木下さん、志賀町出身で門前高校に進み、野球部員として活動。輪島市では地震や豪雨の影響などで昨年度26人が退職している中、輪島の力になりたいと採用試験を受けたそうです。

木下晴仁さん:
「自分の持ち前は明るいことなので地域の方々に優しく明るく接したりして地域の方々が住みやすいような町を作りたいなと思っています」

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