今シーズン2試合目の先発もピリッとせず…星稜OBの奥川投手　山田の一発も生かせず長打浴びる

04/07(月) 18:01

プロ野球ヤクルトの奥川が6日の中日戦で先発。今シーズン初勝利を目指しましたが、不本意な投球に終わりました。

初の開幕投手として巨人打線を6回無失点に抑えたヤクルト奥川。雨によるスライドもあり、中8日での先発となりました。

ホームの大声援を受けての立ち上がり。奥川は中日の岡林に初球をいきなりレフトへ運ばれ、2ベースを許すと…1アウト2塁3塁のピンチを招きます。

対するは4番、石川。

センターに運ばれ、今シーズン初失点を許すなど、初回いきなり3点を失います。

しかし打線が奥川を援護します。

2アウトから打者2人を置いてベテラン山田。前日、通算300本塁打を達成した山田の一振りで、すぐに追い付きます。

さらにヤクルトは2回。奥川がしっかり送りバントを決めて、チャンスを作ると、2番茂木が勝ち越しのタイムリー。

援護を受けた奥川は3回、初めて3者凡退にしとめペースをつかんだかに見えましたが…

4回先頭の細川。フルカウントからの7球目でした。

レフトスタンドに同点ホームランを打たれ試合は振り出しに。

さらに5回。奥川はカリステにフェンス直撃のスリーベースを打たれると。石川のサードゴロの間に勝ち越しを許してしまいます。

結局、奥川はこの回でお役御免。その後、打線が追い付き、奥川に負けはつきませんでしたが、いずれも長打が失点に結び付いただけに、修正が必要です。