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約5万平方メートル消失…輪島「朝市通り」で復活に向けた測量作業始まる 並行する道路3本も新設する計画
復興への新たな一歩です。能登半島地震で消失した「輪島朝市」周辺について、「朝市通り」の復活に向けた測量作業が15日から始まりました。
能登半島地震の大規模火災により輪島市河井町(かわいまち)の「輪島朝市」周辺では約5万平方メートル、約250軒が消失しました。
地元の地権者などで作る本町周辺まちづくり協議会は復興に向け地震前、露店が並んでいた「朝市通り」を復活させ、その通りに並行する形で3本の道路を新設する計画を進めています。
15日から現地で始まった測量作業では測量会社の社員が今後の整備事業の基礎となる道路の幅や長さなどを正確に測りながら記録につけていきました。
測量作業は9月上旬まで続く予定です。今後、輪島市では宅地の配置や道路の具体的な位置などについて話し合いを進めながら復興に向けた工事を進めていく方針です。