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県内最大のタケノコの産地・金沢市で今季の出荷スタート 今年は“裏年”にあたり160トンの出荷見込む
加賀野菜のひとつで、春の味覚、『タケノコ』。
石川県内最大のタケノコの産地である金沢市で、今シーズンの出荷が始まりました。
気になる今年の出来は?
金沢市は、石川県産タケノコのおよそ9割を出荷する県内最大のタケノコの産地。
今シーズンの初出荷を迎えたきょう、生産者が朝どれのタケノコを次々と集出荷場へ持ち込みました。
今年は収穫量が少ない裏年。さらに2月以降の寒さや雪の影響で初出荷は去年より6日遅くなりました。
それでも積雪はみずみずしいタケノコにつながるとのことで、山下部会長は新鮮なうちに味わってほしいと話していました。
JA金沢 たけのこ部会山下冷治部会長:「1人でも多くの方々に春の味覚を楽しんでいただいて、食卓のお供にしていただければ私たちも嬉しいですし、たくさん出荷できるように部会一同力を合わせてがんばっていきたい」
JA金沢市はおととしの裏年を40トンほど上回る160トンの出荷を見込んでいます。
タケノコはあす競りにかけられ、昼頃に店頭に並ぶ予定です。