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大阪・関西万博のステージに七尾高校のダンス部が立つ!“記者の目”北陸中日新聞の記者が解説

北陸中日新聞の記者が取材した記事を紹介する、記者の目のコーナーです。今回は17日に掲載された記事です。

七尾市の七尾高校ダンス部が大阪・関西万博のステージに立ちます。

万博では来月3日、ステージイベントが予定されています。ロックダンスや民謡ダンスなど幅広いジャンルのパフォーマンスが披露されますが、そのオープニングを飾るのが七尾高校のダンス部です。去年11月から練習を重ねダイナミックな動きと指先から足先までそろえる繊細さを心がけてきました。本番を前に、先日、ダンス部の生徒たちは学校の体育館で初めて一般客を入れたパフォーマンスを披露。万博の晴れ舞台では「能登は元気」というメッセージを世界に伝え、ダンスで被災者を勇気づけたいと 最後の練習に汗を流しています。

ここからは取材した北陸中日新聞七尾支局の染谷記者とつなぎます。

Q:
七尾高校でのダンス初披露を実際に見ていかがでしたか?
染谷記者:
最初は緊張した様子でしたが、アップテンポな音楽と激しい動きに乗せられて、生徒たちの顔には笑顔も見られました。一つ一つの動きがダイナミックかつキレのあるダンスで率直に「かっこいい」と思いました。見に来たお客さんもダンスが終了すると大きな拍手を送っていました。

Q:
万博の舞台に立つ、ということですがどのような経緯があったのでしょうか?
染谷記者:
今回企画したプロダンサーで、福岡市内でダンス教室を開く今津屋聡子さんが2023年末に「新しいことに挑戦したい」とステージイベントの一般参加枠に応募したのが始まりです。応募直後に能登半島地震が発生、「ダンスでも何か支援ができないか」と思い立ったそうです。七尾高校ダンス部のみなさんも 万博会場での本番に向けて  意気込み十分のようです。

脇田麻結さん:
金沢の子達とか屋内でたくさん練習してきたのでそれを出し切って楽しいステージにしたいです。
角田真緒さん:
本番のダンスでは私たちのダンスで能登の人たちに復興の勇気を与えると共に全国の人に私たちのダンスを見てもらって能登の人たちの頑張りを届けたいです。

能登の高校生の晴れ舞台、楽しみですね。

染谷記者:
全国、世界各地から訪れた大勢の人たちに囲まれて、より緊張すると思いますが、同じ能登で生活する記者として、頑張ってほしいと心から思っています。

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