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倒壊家屋の神棚多く…能登半島地震で大きな被害受けた神社で約半年遅れの『左義長』正月飾り等をお焚き上げ

能登半島地震で大きな被害を受けた珠洲市の神社で断水が解消したことを受け、約半年遅れの左義長がありました。焚き上げられたものの多くは倒壊した家屋に残されていた神棚でした。

大きく傾いた灯篭に…崩れた石垣。珠洲市蛸島町(たこじままち)の高倉彦(たかくらひこ)神社です。

神職がおはらいしたのは、本来なら1月15日にお焚き上げするはずの正月飾りなど…。元日の地震で神社の拝殿が全壊し、断水が続いたこともあって、火を消すための水が確保できませんでした。先月29日にようやく断水が解消され左義長の日を迎える事ができました。

今回多く集まったのが…神棚です。倒壊した家から神棚を運び出し、持ち込んだ人が多かったそうです。

高倉彦神社 櫻井重孝禰宜:
「やはり1月1日から時間が止まってしまった、左義長が行えると言う事でようやく1歩ずつ踏み出していけるかなと。正月を終える事が出来て、また新たな季節を迎え、新たにお祭りを準備出来る事が嬉しい」

7月3日はは北陸地方の神職も応援に駆けつけ1日も早い復興を願いました。

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