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今の問題点や今後の住まいの考え等聞く…馳知事が“仮設住宅回り”開始 初日は電気料金補助求める声あがる

馳知事は4日間にわたって仮設住宅を回ります。初日は穴水町と七尾市を訪れ、住民からは、熱中症や脱水による孤独死を防ぐために電気代の補助を求める声が上がりました。

9日から始まった馳知事の仮設住宅めぐり。仮設住宅で暮らす人が、今抱えている問題や、今後の住まいについての考えを聞くのが目的です。9日は穴水町で建設された石川モデルの仮設住宅を視察。プレハブ型との違いを実感していました。また、173世帯356人が暮らす穴水町最大の仮設住宅団地では住民との意見交換会が行われました。仮設住宅で支援を続ける理学療法士からは…。

理学療法士:
穴水病院は7月、脱水及び熱中症で仮設住宅から来られた人は10人弱います。暑いということでトタン屋根に断熱塗料を塗りたいという方やよしずを敷き詰めて部屋が暑くならないようにしたいという声も、回っていて聞かれます

風通しが良くクーラーをつけなくても涼しかった自宅から仮設住宅へ転居することで電気料金の負担が大きくなっているそうです。

これを受け馳知事は、電気料金の補助について持ち帰って検討すると答えました。

馳知事:暑いと聞いたのは胸に響きましたよね。災害がなければこんなに電気代がかからなかったわけですよ、と思うと何か負担軽減できないのかなと感じました。生活をしている人の目線、おもいで率直な声をお届けいただければと思いました

10日は珠洲市と能登町の仮設住宅などを訪問します。

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