石川テレビ

石川テレビ 8ch

石川県内ニュース

岸田首相が“不出馬”表明…9月の自民党総裁選 石川県選出の議員の考えは「全く白紙」「言うのは難しい」

岸田総理が9月の自民党総裁選に出馬しない意向を示しました。これを受け県選出の自民党国会議員に総裁選に向けた考えを聞きました。

午前、突如会見を開いた岸田総理。裏金をめぐる問題などで政治不信を招いた責任を取って、9月の自民党総裁選には出馬せず総理を退任する意向を示しました。自民党の県連会長を務める石川2区の佐々木紀衆議院議員は…。

佐々木紀衆院議員:
このままではダメだと新しい自民党というか体制で臨まなきゃいけないということもおっしゃられていたので、その言葉も重く受け止めて次の時代に合わせていくアップデートさせていくという意味での世代交代という意味ですので、一定の役割を果たせるように頑張っていきたい

また岸田総理と同じ派閥に所属していた石川3区の西田昭二衆議院議員は…。

西田昭二衆院議員:
共にこれからも復旧・復興に取り組んでいきたいという思いもありましたし、大変重い決断をなされたということで率直に思いを受け止めさせていただいている。(誰を推すかは)今のところは全く白紙です行動をともにさせていただいた岸田総理そして仲間の皆さん方とともにしっかり熟慮をしてまいりたい

石川1区の小森卓郎衆議院議員は…。

小森卓郎衆院議員:
まだ誰(を推すか)というのはなかなか言うのは難しいですけども、国民のみなさんに信頼をいただけるような総裁選をすることがまず大事だと思います

またおととし岸田内閣に地方創生担当大臣として初入閣した岡田直樹参議院議員は…

岡田直樹参院議員:
「再選に向けて意欲を持っておられるという風にも見えたので、今のタイミングというのは少し意外ではありましたけれども、新しいチャレンジャーが次の総裁選挙に出やすい環境になったなと。派閥もほとんど解消されているという中でのかつてない総裁選挙になると思います。それを道を開いたといううえで岸田総理の決断というのは大きかったと思います。」

宮本周司参議院議員は…

宮本周司参院議員:
「我々も中堅・若手の部類に入ると思っておりますし、次代を担うと言われ続けていた世代でもありますが、今その中心になることにおいても大きな責任を果たすだけの力を蓄えてきていると思います。」

一方、立憲民主党の近藤和也衆議院議員は岸田政権についてこう評価しました。

近藤和也衆院議員:
「何をしたいのかが分からないまま流れに身を任せてやってきたような気はいたしますので大変評価しづらいと思っています。一方で能登半島地震の対応については
かなり私たちの言い分を聞いていただいたと思うのでそこは感謝をしております。残念ながらこれで(自民党は)変わらないんだなと思いますし、選挙でしか彼らの姿勢・体質を変えることはできないと思います。」

新総裁誕生後の衆院解散も想定される中、総裁選が県政にどのような影響があるのか注視していく必要があります。

最近のニュース