地震で通行止めに…輪島の国道249号「中屋トンネル」25日から片側交互通行可能に 年内に2車線確保へ

09/10(火) 17:47

通行止めが続いていた輪島市の中屋（なかや）トンネルについて、馳知事は今月25日から片側交互通行が可能になることを明らかにしました。

10日、開会した県議会9月定例会。一般会計で約670億3200万円の9月補正予算案が提出されました。

提案理由説明で馳知事は…

「国道249号の中屋トンネルについて今月25日より、緊急車両や地域の方々に限り、片側交互通行が可能となる見通しとなりました」

このように述べ、地震の影響で通行止めが続いていた輪島市門前町の中屋トンネルが今月25日から通行できるようになると明らかにしました。

開通した後、トンネル内はしばらく1車線の片側交互通行となりますが、引き続き復旧工事を進め、年内には2車線が確保される予定です。

また、18日には地元の人を招いた工事現場の見学会が開かれるということです。

このほか、馳知事は県の地震に対する初動対応を検証するための検証委員会を来月、設置すると明らかにしました。委員会には有識者のほか、被災現場で実際に活動した人などが参加し、今年度中に検証内容をとりまとめる方針です。