実りの秋に「生きる」メッセージ…能登半島地震で甚大被害の輪島市町野町で古代米アートがくっきりと

09/06(金) 17:08

実りの季節を迎えました。輪島市町野町です。

「すご！すごいね」

子どもたちが見ているのは…自分たちでデザインした古代米アートです。「生きる」の文字にハートを抱きしめている様子がくっきりと浮かび上がっています。

地震で田んぼが隆起するなどの被害がありましたが子どもたちのために地元農家の本手繁（ほんてしげる）さんが整備を進めてきました。

「こんなきれいにできると思った？」
「思わんかった！」
「地震に家も壊れた、あれもこれも壊れたせっかくだからアートがきちっとできたらみなさん喜んでもらえるなと思いながら管理をしてきて今みなさんにみてもらえてよかったなと感じている」

児童は：
「きれいだなと思った」
「みんな地震で被災してからみんなの分も生きようという感じで（デザインした）」

古代米アートは来月中旬まで鑑賞することができその後、稲刈りをするということです。