豪雨災害の被災者対象…『車の無償貸出』七尾や輪島など能登7カ所の拠点で始まる 一部除き来年2月末まで

09/24(火) 17:35

今回の豪雨災害では多くの車が流されたり、水没したりするなどの被害が発生しました。こうした状況を受け24日から被災者を対象に車の無償貸出しが始まりました。

24日から七尾市や輪島市など能登7カ所の拠点で始まったのは今回の豪雨災害で被災した人を対象にした車の無償貸し出しです。この支援を行っている宮城県石巻市の日本カーシェアリング協会では能登半島地震の発生以降、のべ3900台あまりの車を貸し出してきました。

「お住まいの方は大丈夫だったんですか？」「住んでいるところは仮設なんですけど仮設住宅のエリアも大丈夫でした」

輪島市から来たこちらの女性は今回の豪雨で車が水没しました。貸し出しは最長3日間の「短期貸出」と1カ月ごとに更新すれば期間中、車を借りられる「長期貸出」があり、ガソリン代は借りる人の負担となります。

車を借りた女性：
この制度すごいありがたいと思います早く対応していただけたので今日借りることができたし、すごく助かります

日本カーシェアリング協会　橋爪笑子さん：朝から電話が鳴りやまないような状態でどんどん申し込みが入ってきています今、持っている車では全然足りない状況でしてもし車を手放したりすることを検討されている方がいらっしゃったらこちらへの寄付ということもご検討いただけたら

車の貸し出し期間は一部の拠点を除いて来年2月末までで、予約は電話かインターネットで受け付けています。