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浸水被害あった仮設住宅へ…県派遣のボランティア約40人が輪島市に到着 被災者にとって精神的な支えにも

24日朝の金沢駅。続々とバスに乗り込んでいるのは、今回の豪雨災害で浸水被害にあった仮設住宅へ向かうボランティアです。

ボランティア:
一刻も早い復興を願って、きょう頑張ってきます。精神的にも肉体的にも苦しんでいらっしゃる方は結構多いし、私たちはちゃんと能登の方々を見ていますよっていうのをお伝えしたいなと思います

県は能登半島地震の災害ボランティアとは別に、今回の豪雨災害を受け、約40人のボランティアを募集。午前6時半、39人を乗せたバスが輪島に向かいました。

記者:
甚大な浸水被害があったこちらの仮設住宅では、県が派遣したボランティアが住民のニーズに合わせて作業を進めています

この仮設住宅ではすぐ隣を流れる河原田川が氾濫。142戸あるほとんどの住宅が床上浸水の被害を受けました。

2024年6月から入居が始まり、321人が身を寄せるこの仮設住宅。能登半島地震からの生活再建の要として機能し始めたばかりでした。

住民:
地震はその一瞬だけど、雨ってじわじわってどうしようもないのが押し寄せてくる。その後も泥そうじとか…

度重なる災害で途方に暮れる中、ボランティアの存在は精神的な支えにもなります。

高齢男性:
こんなのわし1人じゃどうしようもできん。助かりました

男性:
きょうしてもらえて助かりました。ボランティアなくして復興はない

県によりますと今回の雨で床上まで水につかった仮設住宅は、6カ所533戸あるということです。輪島市の坂口市長は、復旧に時間がかかる場所については、集団避難させる方針を示しています。

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