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能登の豪雨災害で新たに1人の死亡確認 珠洲市大谷町の女性か?消防が懸命の救出活動

能登半島地震の被災地を襲った記録的豪雨で、24日、珠洲市で新たに1人が救助されましたがその後、死亡が確認されました。

今月21日に発生した石川県能登地方を襲った豪雨では、これまでに7人が死亡、7人の安否がわからなくなっています。

生存率が急激に下がる72時間を迎え輪島市や珠洲市などでは23日も消防や警察などによる懸命な捜索活動が続けられました。

この内、珠洲市大谷町(おおたにまち)では、安否不明となっている貞廣一枝(さだひろかずえ)さん(79)の捜索が行われました。消防などによりますと24日午後7時50分ごろ、1人が救助され、病院に運ばれましたが死亡が確認されたと言うことです。警察などで身元の確認を進めています。

一方、14歳の喜三翼音(きそはのん)さんなど4人が行方不明となった輪島市久手川町(ふてがわまち)でも数百人規模で捜索が続けられましたが発見には至りませんでした。こうした中、父親の鷹也(たかや)さんは、海岸付近で翼音(はのん)さんの名前が書いてあるスニーカーを見つけたと言うことです。

喜三鷹也さん:
「冬用の学校指定のシューズ、玄関先に置いてあったんです。(72時間以上経過するが)どんな形であっても絶対見つかってほしい」

25日も朝から捜索は続けられると言う事です。これで今回の豪雨で亡くなった人は8人となりました。

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