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石川県が開発したオリジナルのリンゴ『秋星』金沢で出荷始まる「酸味と甘みのバランスとれたいい仕上がり」

石川県が開発したオリジナルのリンゴ「秋星(しゅうせい)」の出荷が11日から金沢市で始まりました。

リポート:
「深い赤色が特徴のリンゴ、秋星です。こちらではひとつひとつ生産者の手によって形や大きさが分けられていきます」

つやつやの真っ赤なリンゴ。金沢の三文豪の1人徳田秋声(とくだしゅうせい)にちなみ名づけられたリンゴ、秋星です。金沢市の東部集出荷場には、11日朝、収穫されたばかりの「秋星」約150ケース、700キロが持ち込まれました。

秋星は石川県が開発したオリジナルのリンゴで市場に出回って今年で17年目。金沢市の崎浦(さきうら)地区などを中心に26の農家が生産しています。

生産者によりますと、夏に気温が高い日が続くとリンゴの色づきに影響が出るため遮光ネットを用いるなどの対策を行ったということです。

JA金沢市りんご部会 高木孝部会長:
「酸味と甘みのバランスのとれたいい仕上がりになっていると思います。大変おいしく仕上がっておりますので、皆さん楽しんで食べていただければいいかなと思います」

先月の豪雨で金沢市内の畑ではリンゴの木が倒れるなどの被害が確認されましたが影響はわずかでJAは今月末までに例年並みの16トンを出荷する見込みです。11日に出荷された秋星は12日の夕方にも県内のスーパーに並ぶということです。

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