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地震後は支援拠点として機能…七尾港矢田新地区の桟橋と岸壁の復旧工事始まる 路面の沈下やひび割れ等で
道路や港湾の本格復旧に向けた工事が少しずつ進んでいます。七尾港では、矢田新地区の岸壁の復旧工事が始まりました。
24日から工事が始まったのは七尾港の矢田新地区の第一西桟橋と第一西岸壁です。この桟橋は、能登地区で唯一の耐震構造を備えたさん橋で、能登半島地震の際には応援の自治体職員の宿泊拠点となるフェリーが停泊したり、物資輸送に使われたりと、支援の拠点として機能しました。しかし、地震の影響で耐震構造に損傷が確認されたほか、路面の沈下やひび割れも発生。これまでは応急工事をした上でまかなってきました。
国土交通省北陸地方整備局 能登港湾空港復興推進室 美野智彦室長:
能登が復興していくに当たってここをにぎわいの拠点として活用いただくことで復興のフェーズで能登がしっかり元気になっていく。そういった拠点の一つになるように我々全力で工事を進めていきたい
9月には地震後初めて能登にクルーズ船が寄港したこの桟橋。国は2025年度末の完了を目指すと言う事です。