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能登半島地震の災害関連死 石川県内では255人中“発生3カ月以上経過後”に亡くなった人が2割占める

石川県は、これまでに県内で認定された255人の災害関連死についてまとめた結果を公表しました。これによりますと、地震発生から3カ月以上たってから災害関連死で亡くなった人は全体の2割に上ることがわかりました。

12月13日までに行われた14回の審査会で災害関連死に認定された人は、男性が123人、女性132人の255人でした。年代別では90代が最も多い98人で80代以上が全体の8割を占めています。30代以下はいませんでしたが、40代で1人、50代で2人の関連死が確認されています。発生から死亡までの期間は、1週間以内が38人と全体の15パーセントを占める一方で、3カ月以上経ってから亡くなった人は49人と全体の2割近くいました。半年以上経ってから亡くなった人も2人確認されています。

亡くなった原因では、地震のショック、余震への恐怖による肉体的・精神的負担が最も多い89人でした。続いて、電気や水道などが止まったことによる肉体的・精神的負担が53人。避難所生活の肉体的・精神的負担が37人いました。審査会は今後も月2回ペースで行われる予定で、能登半島地震による災害関連死の全体数はまだ見通せていません。

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