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缶詰など使用…北陸地方の高校生が考案『災害時にも役立つ和ごはんレシピ』北陸農政局のイベントで配布予定
大雪など災害時にはインフラや食材が制限される場合があります。そんな時に役立つレシピが1冊の冊子にまとまりました。考えたのは、高校生です。
「災害時にも役立つ和ごはんレシピ」と名づけられたこのレシピ本。
メニューを考えたのは七尾市の鵬学園高校など調理科のある北陸地方、5つの高校です。きっかけは能登半島地震。電気や水道などのインフラが制限され、食事がインスタントやパンばかりになったため北陸農政局が高校生に協力をお願いしました。
「缶詰が地震の時にバッグによく入っているので缶詰を使えたらいいなと思って。ただあえるだけなのですぐに作れていいかなとおもう。」
鵬学園も校舎に亀裂が入ったり断水したりと大きな被害がありました。
「水が使えない」「野菜が摂れず、バランス良い食事が出来なかった」そうした生徒たち自身の経験を生かしたメニューが載せられています。
調理科2年 米田芽実さん:
「いざとなったときに作ってほしい」
調理科1年 砂原萌杏さん:
「災害の時でも楽しくご飯を食べてくれたらうれしい」
このレシピ本は今後、北陸農政局のイベントで配布される予定で、ホームページでも見ることができます。