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今シーズン最強最長寒波で“顕著な大雪”発表の石川…被災地では雪の重みで建物が倒壊

石川県では、今シーズン最強の寒波による大雪は峠を越えましたが、明日までは強い冬型の気圧配置が続く見込みで、引き続き警戒が必要です。

強い冬型の気圧配置の影響で県内は大雪となっていて、昨夜は顕著な大雪に関する気象情報が発表されるなど、警戒が続いています。

8日も断続的に雪が降り、午後5時の積雪は、珠洲で40センチ、七尾で42センチ金沢で32センチなどとなっています。

住民:
「また雪が降ったかっていう感じでした。3日前からずっと雪かきを朝からしているのでもう降らないでほしい。」

被災地では、能登半島地震以降、最も多い積雪となり、珠洲市では、地震で傾いていた建物が雪の重みで倒壊したと言う事です。

近所の人:
「朝8時半くらいに通ると倒れていた。去年の地震以降、傾いていた、かろうじて建っている状況だった。」

持ち主は不在でけが人はいませんでした。

また、七尾市の仮設住宅では、朝から住民が雪かきに追われる姿も見られました。

自治会長:
「ここ高齢者の方が非常に多い仮設になりますので、できるだけ若い方にお願いしまして、みんなで除雪を一生懸命頑張っています。」

気象台によりますと、大雪の峠は越えたものの強い冬型の気圧配置は続いていて、山地を中心に引き続き警戒が必要だという事です。明日午後6時までの24時間に降る雪の量は、多いところで平地では加賀、能登共に10センチ、山地では能登で10センチ、加賀で40センチと予想されています。

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