国人観光客を温泉地に呼び込むには？加賀市でシンポジウム

02/22(土) 17:26

日本の温泉文化を世界に発信しようと22日、加賀市でシンポジウムが開かれました。

このイベントは今年4月の大阪・関西万博をきっかけに、外国人観光客に全国各地の温泉に立ち寄ってもらおうと大阪観光局などが開きました。22日は加賀市をはじめ七尾市、熱海市など全国の温泉地で作る協議会のメンバーなどが集まり、「日本の温泉文化をいかに発信するか」をテーマに講演しました。この中で、日本文化に詳しいフランス人ジャーナリスト、ジュリアン・ジーリ氏は「欧米の人は温泉文化に詳しくないが一度体験するとリピーターになる。温泉に入る作法を分かりやすく紹介すれば、各地の温泉地を巡ってもらえる」と提案しました。今後、協議会では各地の温泉地を英語で紹介するウェブサイトを立ち上げる予定で、万博の会場には足湯の体験スペースも設ける予定だということです。