能登半島地震復旧に予備費から新たに1068億円　創造的復興のモデルケースとなるため500億円を措置

02/28(金) 16:55

政府は28日、能登半島地震の復旧復興のため、今年度予算の予備費から新たに1068億円を使用することを決定しました。

閣議に先立って開かれた能登半島地震復旧・復興支援本部の会合で石破総理は今年を「復興元年」と位置づけ予備費から総額1068億円をあてることを明らかにしました。

このうち、景観や町並みを再生し「創造的復興」のモデルケースとなるように「能登創造的復興支援交付金」を新設し、500億円を措置するとしました。これについて馳知事は…。

馳知事:
「県として申し上げてきた要望がほぼ満額認められたという認識でいる（能登創造的復興支援交付金の使い方について）まだこの段階でつまびらかにできるほど煮詰まっていない。できる限り地元負担のないように引き続き国と連携していく。」

一方、28日の県議会で馳知事は、県が能登半島地震での行政側の対応を検証するために設けた対策検証委員会の取りまとめについて、当初、今年度中としていましたが情報収集が間に合っていないため夏頃までに伸ばすとしました。