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県警OBが保育所で腹話術を使った防犯教室 園児らに不審者対策の防犯標語「いかのおすし」等教える 石川
子どもたちに楽しみながら防犯の意識を高めてもらおうと石川県白山市の保育所で防犯教室が開かれました。
「いかのおすしって知ってる?」
「知ってるよ」
「いかのおすし大好き」
石川県白山市の双葉(ふたば)保育所で園児、約160人に向けて開かれた防犯教室。
白山警察署が子どもたちに楽しみながら防犯について学んでもらおうと開きました。
講師を務めたのは、石川県警OB、薮内吉巳(やぶうちよしみ)さん(71歳)と人形の「ケンちゃん」です。
県警時代に腹話術を学んだ薮内さんは、不審な人に話しかけられたときに心がけたい「いかない」「乗らない」「大声を出す」といった防犯の標語「いかのおすし」を子どもたちに伝えました。
子どもたちは「たのしかった」「ケンちゃんが出てきたときから びっくりして楽しかったです」「いかない、乗らない」「いかのおすしをケンちゃんが言ってたって(おうちの人に)伝える」と楽しみながら学んでいました。
薮内吉巳さん:
「人形の力は強いなと効果あるかなと思っています。」
ケンちゃん:
「危ないことがあったらいかのおすしを思い出して、危ないところから避けてください。」
県警によりますと県内で発生した中学生以下の子ども対する声かけやつきまといなどの事案は去年1年間で242件となっていて、過去3年間で最も多くなっているので社会全体で気をつけて行くことが大切です。