「次の選択肢を示してほしい」新幹線ルート問題について馳知事が県選出国会議員に要望

02/02(日) 19:35

馳知事は県選出の自民党国会議員と懇談し北陸新幹線の敦賀以西のルート問題について「政府・国会議員で議論して次の選択肢を示して欲しい」と要望しました。

2日、金沢市内のホテルで開かれた県政懇談会で、自民党県連の会長で、与党整備委員会のメンバーを務める佐々木紀衆院議員は、馳知事に対し『米原ルートで再検討すべき、という態度を示して欲しい』と求めました。これに対し、馳知事は、「きょうの段階で米原という選択肢を具体的に示すことはしない」とした上で、次のように述べました。

馳知事：
「（政府には）小浜ルートが現実的なものなのか、データをもとに判断をしていただきたい。その政府の技術的な判断のもとに、国会議員の皆さんには次の選択肢をどうするのかという議論に速やかに入っていただきたい」

馳知事は、次の選択肢が示された段階で石川県知事としての考えを伝えたいとしています。