
石川テレビニュース
ISHIKAWA TV NEWS
石川県内ニュース
豪雨被害乗り越え塩作り再開へ…道の駅すず塩田村で“塩浜祝”の神事「やっと始められる安堵感と緊張感」
被害を乗り越え塩作りが始まります。2024年9月の豪雨から作業が止まっていた珠洲市の塩田村で仕事初めにあたる「塩浜祝」の神事が開かれました。
珠洲市清水町にある「道の駅すず塩田村」。能登半島地震のあと復旧工事を進め2024年4月から塩作りを再開していましたが、9月の豪雨で塩田に土砂が流れ込むなどして再び塩作りができなくなっていました。ボランティアおよそ200人がかりで350トンの土砂を撤去した後、重機を使って新たな砂を塩田に敷き直し2025年の塩作りを決めました。
道の駅すず塩田村 神谷健司駅長:
ここにたどり着くまでの間本当に多くの人のご支援を頂きました、やっと始められるという安堵感と今年も塩づくりが無事に終わるかなという緊張感両方あります
浜士 浦清次郎さん:
前の親方に頼まれてこのまま続けてくれって思いもあるし、作業員が半分以下足りないくらいですがこれから何とかみんなで頑張っていきたい
例年は20人ほどで作業を行いますが避難中のメンバーもいることから2025年は10人で作業を開始する予定です。