ホテル社長「深夜0時から電話が…」9/1再開“いしかわ応援旅行割”予約開始 初日で予算上限のホテルも

08/23(金) 17:02

来月1日に再開するいしかわ応援旅行割の予約受付が23日から始まりました。初日で予算の上限に達したホテルもあり、出足は好調のようです。


地震で落ち込んだ旅行需要を喚起するため県が来月1日から再開する「いしかわ応援旅行割」。今回は、2次避難者を受け入れたホテルや旅館のうち、前回までに予算を使い切らなかった約130の施設と約90社の旅行会社が対象です。

この内、白山市にある「一里野高原ホテルろあん」では、山崎太一郎社長が「深夜0時から電話が鳴りましてインターネットの方にもどんどん予約が入ってきた状態でした。朝一には（予算が）つきてしまいましたね」と話し、初日で予算の上限に達したため旅行割の受付を終了したといいます。このホテルには現在も11人が避難していて宿泊客と食事場所を分けるなどして受け入れを続けていくということです。

一里野高原ホテルろあん　山崎太一郎社長：
「春以降も増えている感じはありませんのでこれが（応援割）あるとないとでは大違いだと思います。多くの皆様が石川の地を訪れて活気づいてそれが能登の復興につながっていけばいいなと期待しております」

「いしかわ応援旅行割」は、来月1日から11月末までの3カ月間です。