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立憲民主党代表選の候補者は11日金沢で論戦…自民党総裁選告示 16日には石川県内で公開討論会を予定

自民党の総裁選が12日、告示され過去最多となる9人が立候補しました。混戦が予想される中今月16日には県内で候補者による公開討論会が行われることになっています。

自民党総裁選に立候補したのは、高市経済安全保障大臣、小林前経済安全保障大臣、林官房長官、小泉元環境大臣、上川外務大臣、加藤元官房長官、河野デジタル大臣、石破元幹事長、茂木幹事長の9人です。

総裁選をめぐっては告示前から候補者が相次いで能登へ入り、被害状況などを視察してきました。今月16日には9人が金沢市内で公開討論会を行うことになっています。

町の人は…
「視察することが目的となっているのであれば非常によくない。パフォーマンスになってしまうので視察した上で現地の状況見ながら政策にいかしてほしい」
「ちゃんとした政治をしてほしい。ここでちゃんとできる人とできない人を見極めたいという気持ちはあります」

能登の住民からはこんな声も…

「家が潰れても何してもわずか何十万くらいでなかなか家立たないし直されんしもう少し(支援のお金を)アップしてほしいわ」
「土地にみんなが(戻って)生活できるようにしてくれりゃいいわ」

新総裁は今月27日に決まります。

一方、23日に代表選が行われる立憲民主党も11日夜、候補者4人が金沢市内で論戦を繰り広げました。

日中、被災地を視察した野田元総理大臣と枝野前代表、泉代表、吉田衆議院議員は取り組むべき課題とその対策について訴えました。

この中で野田氏は岸田内閣の地震への対応について次のように批判しました。

野田氏:
「今の能登の災害に対する予算付けは私はおかしいと思う。なんで予備費予備費…6回予備費でしょ、このやり方は財政民主主義に反すると思います。どれくらいの予算をつけないといけないのかをみんなで議論して精査して与党も野党も納得して補正予算にするのが基本だと思う」

またその後の会見では、総裁選後すぐにも見込まれる総選挙についてこんな意見も…

枝野氏:
「早期の解散本当にするならそのこと自体がある意味最大の争点かもしれません。能登の復旧復興に向けてもいよいよ復興段階にどう入っていくかというときに補正予算必要じゃないですか。こんな状況で解散する無責任さ、早期の解散ならばそのことを卑怯者と言って戦いたい」

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