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「教室がいっぱい、広くて良い校舎」校舎被害の6小学校の児童が通う仮設校舎完成し2学期開始

能登半島地震の発生から9月1日で8カ月が経ちました。地震の影響で中学校を間借りして授業を行っていた輪島市の6つの小学校。2日から新学期を迎え、仮設校舎での授業がスタートしました。

河井小学校など輪島市にある6つの小学校は地震の影響で校舎が使えず、これまで輪島中学校を間借りして授業を行ってきました。こうした中、河井小学校の敷地内に仮設校舎が完成し、2日から新しい学び舎での授業が始まりました。

子どもたちは早速図書室で本を借りる方法を確認したり、教室で夏休みの思い出を発表したりしていました。

児童:
「8月23日に祭りに行って花火見に行ったのが楽しかったです」
(お祭りがあってどう思いましたか?)
「地震があったけどいつも通りに過ごせて良かったです」
鵠巣小の児童:
「去年までの学校とは桁違いの人数なので教室がいっぱいあって広くて良い校舎だなと思いました。みんなとだいぶ仲良くなることができてきたので楽しい1年過ごしたいと思います」

避難先の学校に通っていた児童のうち44人が新学期から輪島に戻り、仮設校舎に通う子どもたちは約400人になるということです。

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