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27日に事実上“次期首相”決定…自民党総裁選の9候補が金沢で公開討論会 地震からの復興や防災の考えは

過去最多9人が立候補し、次期総理のイスを争う自民党総裁選。16日、金沢市内で候補者たちによる公開討論会が開かれました。

16日午後、金沢市内のホテルで開かれた自民党総裁選の公開討論会。過去最多となる9人の候補者が女性の活躍や地方創生、教育などのテーマで論戦を交わしました。討論会では震災や復興に関する質問はありませんでしたが、各候補者は能登半島地震や防災について次のように述べました。

高市候補:
「現在は復興庁は東日本大震災の被災地のために、復興のために頑張っていますが、内閣の直轄の機関ですからしっかりと強化をして全国各地の被災地の復興にも取り組めるようにしてまいりたい」

小泉候補:
「能登半島の復興も私が総理総裁になったら東日本大震災の経験を活かして、なかなか石川県能登半島の復興が進まないんじゃないか、スピードが遅いんではないか。この多くの皆さんの思いにしっかりと決着をつけて復興の加速をしていきたいと思う」

加藤候補:
「岸田総理が総裁選不出馬をお決めになりました。私はその日、能登半島の被災地域におり皆さんから要望を聞かせていただきました。私が総理になったら直ちに補正予算を編成し具体的な取り組みを進めてまいります」

石破候補:
「震災は日を選びません。場所を選びません。マグニチュード6以上の地震の2割は日本に集中している。防災省は必要です。国民を守らなければなりません。体育館で雑魚寝は先進国では日本だけです。このようなことは改めていかなければなりません」

茂木候補:
「私も被災地に何度も入らさせていただきました。復旧復興はまだ道半ばです。引き続き、全力をあげて被災地の復旧復興に取り組んでまいります」

このほか、河野候補は地震直後に行われたドローンによる薬の配送をさらに広めていく考えを示しました。上川候補は海外からの支援へのお返しとして、輪島塗や金沢箔の伝統工芸品を届けていることを報告。小林候補と林候補は能登半島地震の被災地に対してお見舞いの言葉を述べました。自民党総裁選は今月27日に投開票が行われ、事実上の次期総理大臣が決まります。

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