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来年1月1日に…能登半島地震犠牲者の追悼式典 輪島市・航空学園の体育館で開催の方針 馳知事が考え示す

能登半島地震の発生から1年を迎える来年1月1日。馳知事はこの日に輪島市の航空学園の体育館で犠牲者の追悼式典を開催する考えを示しました。

これまでに災害関連死147人を含む、374人が死亡し、東日本大震災以来の大災害となった能登半島地震。発生から1年となる来年1月1日に、県は犠牲者の追悼式典を開くことにしています。こうした中、13日開かれた県議会の代表質問。自民党の安居知世県議は、追悼式典の具体的な開催場所や参列者について馳知事の考えを質しました。

馳知事:
「開催場所については特に被害が甚大であった奥能登地域での開催を念頭に現時点では施設の規模や交通アクセスなども考慮し、日本航空学園の体育館を考えています」

馳知事はこのように述べ、のと里山空港に隣接する航空学園の体育館で、追悼式典を開く考えを示しました。また参列者については現在行われている自民党総裁選を制し、来月にも誕生する新たな総理大臣に加え、岸田総理にも出席を依頼しているということです。

馳知事:
「あえて岸田さんと申し上げたのは復興基金の額の積み上げなど政府を上げて能登半島地震の復旧・復興に向けて情熱をかたむけていただきました。ご本人にはその旨を伝えていますがまだ返事はいただいておりません」

追悼式典の具体的な内容については今後、能登の各市や町と相談して決めるということです。

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