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答申案では“9校→3校”に…輪島市の小学校再編で坂口市長「コミュニティが失われないようにしたい」
輪島市の小学校9校を3校に再編する計画について坂口市長は「学校がなくなる地域もコミュニティが失われないようにしたい」と地域の交流拠点を残すため支援していく意向を示しました。
11月20日、輪島市の学校のあり方を検討する第三者委員会は市内の小学校9校を3校に再編する案を教育委員会に答申しました。記者会見で坂口市長は、小学校の再編案について次のように述べました。
坂口市長:
いたずらに合併すればいい、統合すればいいという話ではありません。教育環境を作っていくためにどうあるべきかということを1番に考えていきたい
また、坂口市長は「被災して使えなくなった校舎は解体し修復可能なものは防災拠点や地域のコミュニティーの拠点として活用していくこと、小学校が無くなる地域では集会所や公民館など代わりの施設を地域の拠点として機能するよう支援していく意向を示しました。市は2024年内に保護者や地域住民向けの説明会を開き年度内には再編計画を策定する予定です。このほか、児童が放課後を過ごす放課後児童クラブについても再編される見込みで、今後、保護者と相談しながら対応していく方針です。