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石川県志賀町の特産品『能登志賀ころ柿』の検査始まる 地震や豪雨の影響で出荷量は例年の5割ほど少なく
志賀町の特産品「能登志賀ころ柿」の出荷を前に28日から検査がはじまりました。2024年は元日の地震や9月の豪雨の影響で出荷量は例年の5割ほど少なくなる見込みです。
ころ柿はカキを風通しのよい所で3週間ほど干したもので、凝縮した甘みとねっとりとした食感が特徴です。志賀町のJA志賀西山選果場では出荷に向けた検査のため生産者がころ柿を持ち込み担当者が色づきや形ごとに分けて箱に詰めていました。JA志賀によりますと元日の地震で作業場が被害を受け生産者は去年に比べて15軒減少したことに加えて、9月の豪雨で柿の木が枯れ実が落ちてしまう炭そ病が発生したことから出荷量は例年よりも5割から6割ほど少ない2万箱を見込んでいます。
JA志賀ころ柿部会 吉野成明会長:
ふるさとの味を未来に残していくって今の私たちの責任だと思っているそれを皆さん(生産者が)感じてやっていただいたと思います
ころ柿は12月2日に初競りが行われ出荷は2025年1月上旬まで続きます。