「幕内優勝して石川に戻れるってことは本当に気持ちよい」地元・津幡町の巡業に向け思い語る大の里

03/24(月) 16:18

23日に幕を閉じた大相撲春場所で津幡町出身の大の里が大関昇進後、初となる優勝を成し遂げました。

11勝3敗で千秋楽を迎えた大の里。優勝の瞬間を見届けようと津幡町役場には約300人が駆けつけました。

住民は:
「絶対勝って優勝を1回目で決めて欲しいと思います。がんばれ大の里。」「とにかく優勝目指してがんばって欲しいです。私ここ来るの3回目なんで。1回目、2回目とも優勝しているので」

本割で大関・琴櫻（ことざくら）を破り、優勝決定戦にのぞんだ大の里。相手は初優勝がかかる高安です。

一歩もひかなかった大の里。最後は高安を送り出し、大関としては初めて、通算3度目となる優勝を成し遂げました。

住民:
「大の里めちゃめちゃ強かったです。めっちゃ嬉しいです。」
「そのまま突っ込んだのが格好良かったです。またがんばってください。」
「良かったですね。高安残念やったですけど大の里良かったです。今度は横綱目指してがんばってほしいです。」

15日間の激闘を終え、　最高の結果を勝ち取った大の里。自身の現役時代の優勝回数を超えた弟子の活躍について二所ノ関親方は…。

二所ノ関親方:
「最後2日間、よく頑張ってくれたかなって感じですね。王鵬戦で敗れて、どうなることかと思いましたけどよく立て直したと思います。」

大の里:
「初日の入りがこの数場所の中でいいものがありましたし、後半失速した分もありましたけど優勝という形で追われて本当に良かったですね。」

気持ちの雑さが出た部分もありましたしもう一度気持ちのコントロールこの雑さをなくしてまた次に向けて頑張りたいなと思います。」

4月にはふるさと・津幡町での巡業も控えている大の里。石川への思いも語りました
。

大の里:
「幕内優勝して石川に戻れるってことは本当に気持ちいいことですし、また石川のファンも楽しみにしてくれていると思うのでまた頑張りたいですね。まだまだ大変な状況は続いていますけどこの自分の優勝で少しでも元気になってくれればと思いますしまた明るい話題を届けられればと思います。」