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2007年能登半島地震から18年 “唯一の犠牲者”の夫が祈る平穏な日々「元気だと報告でき喜んでいる」

2007年に発生した能登半島地震から25日で18年。遺族が災害のない平穏な日々を願いました。

2007年3月25日に発生した能登半島地震は最大震度6強の揺れを観測し1人が死亡、   338人が重軽傷を負いました。

唯一の犠牲者となった宮腰喜代美(みやこしきよみ)さんの夫、昇一(しょういち)さんは発生時刻に合わせて輪島市の店舗兼自宅があった場所を訪れ花を手向けました。

建物は去年の能登半島地震で全壊となり現在は更地になっています。

宮腰昇一さん:
「無事元気でおるというのを今年も妻に報告できたのを一番喜んでいる。去年の地震で家も無くなったけど前の地震で最大のかけがえのない妻を失くして家を無くしたより前の地震の方が最大のショックやね。」

二度の大きな災害に見舞われた宮越さんは穏やかな日常が戻ることを願っていました。

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