「もう先がないもので笑う人もおり地域に少しでも役立つならば」91歳で初当選の能登町議会議員に当選証書

03/25(火) 18:00

23日に行われた能登町長選挙で現職を破って初当選した吉田義法（よしだよしのり）さんと県内最高齢の91歳で地方議員となった松本光雄（まつもとみつお）さんが当選証書を受け取り、決意を語りました。

25日、能登町役場では新たな町長と町議会議員への当選証書の付与式が行われました。

新たな町長となるのは、元町議の吉田義法さん。23日に行われた能登町長選挙では、現職の大森凡世（おおもりかずよ）さんに760票差をつけ初当選を果たしました。

能登町議会議員となるのはギンナン農家の松本光雄さん。県内の地方議員では最高齢となる91歳。今月18日に告示された補欠選挙で無投票で議員となることが決まりました。

吉田さん:
「まだ実感は湧かないんですけれども身が引き締まる思いであります。町民のみなさんの思いにできるだけ沿ったようなかたちで復旧復興を進めて参りたいと思いますし、新しい街づくりもみなさんと一緒に行っていきたいと思っております。」

松本さん:
「わしももう先がないもので、それで笑う人もおります。90すんでからモタモタとそれはそれ。せっかくの色んなことマスターしたそれを地域に少しでも役に立つならば、地域の特産づくりあるいは職場づくりそういうことにがんばりたい。」

吉田さんの任期は来月10日から4年間、松本さんの任期は25日から来年10月末までです。