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全長300mの岸壁の地盤強化…珠洲市の飯田港で本格的な復旧工事スタート 2026年3月末に完了予定
珠洲市の飯田港(いいだこう)で本格的な復旧工事が始まりました。
珠洲市飯田町にある飯田港は能登半島地震で岸壁が沈下し、亀裂が入るなどの被害を受けました。
地震から8日後には応急工事を終え支援物資や災害廃棄物の輸送などに使われてきましたが、きょうから本格的な復旧工事が始まりました。全長300メートルに渡る岸壁の地盤を強化するための工事が行われその間も、船の発着は可能だということです。
北陸地方整備局能登港湾空港復興推進室 西條正輝副室長:
「現在の港湾利用を維持しながら段階的な整備を進め、令和7年度末の完成を目指します。」
事業費は約4億円で、工事は来年3月末に完了する予定です。