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学び舎として使う別の中学で…地震と豪雨の被害受けた輪島市の東陽中学校が終業式 新学期からは元の校舎に

石川県内すべての小中学校で24日、終業式が行われました。このうち地震と豪雨で大きな被害を受けた輪島市町野町(まちのまち)の東陽(とうよう)中学校は学び舎として通う能登町(のとちょう)の柳田(やなぎだ)中学校で終業式を行いました。

能登町の柳田(やなぎだ)中学校の音楽室で行われた24日の終業式には東陽中学校の1、2年生7人が出席しました。東陽(とうよう)中学校は9月の豪雨で校舎が浸水、その後避難所として使われていたため能登町にある柳田(やなぎた)中学校へバスで通学していました。終業式では、1人1人が今年1年を振り返ってスピーチをしました。

女子生徒:
「3年生では受験を控えているので日々の学習が必要になると思います。いろいろな学校からの応援の気持ちに対して日々の感謝を忘れないすることも大事だと思います。」
男子生徒:
「地震とか大雨もあって、大変なことが多かったですけどその分いろんな地域の人とか周りの人と交流ができていい1年になった。」
女子生徒:
「人数がとても少なくなってしまったので学校全体を引っ張れる3年生になりたい。」

生徒は来月7日の新学期から東陽中学校へ戻り勉学に励みます。

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