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「さみしいが一番」78年の歴史に幕 小木中学校で閉校式
今年度で78年の歴史に幕を下ろす能登町の小木中学校で閉校式典が行われ卒業生たちが学び舎との最後の別れを惜しみました。
能登町立小木中学校で行われた閉校式典には在校生や卒業生などおよそ300人が集まりました。小木中学校は生徒数の減少に伴い、能都中学校との統廃合が決まっています。式では在校生18人を代表して坂口明帆さんが学校での防災授業が去年の地震で役立ったこと、地域との繋がりが生まれたことなど学校生活に感謝し、卒業生5641人を送り出して来た校舎に最後の別れを告げました。
在校生:坂口明帆さん
「さみしいが一番です。絆とみんなで頑張っていく感じは続いていきます」
卒業生:「仕方ないことだと思うが(今後も)広域避難場所として有効に体育館を使ってほしい」
在校生は新学期から町内にある能都(のと)中学校と松波(まつなみ)中学校に分かれて、勉学に励みます。