学校が始まるのが楽しみ！被災した穴水小学校に仮設校舎が完成

08/25(日) 14:47

能登半島地震で校舎に亀裂が入るなど被害があった穴水町の小学校の仮設校舎が完成し児童や保護者に公開されました。

穴水町大町（おおまち）にある穴水小学校は、能登半島地震で校舎の一部が崩れるなどの被害を受け、3月下旬からグラウンドに仮設校舎の建設を進めていました。

完成した仮設校舎は2階建てのプレハブですが、すでに机や椅子などの備品が運びこまれ、壁には時間割や児童の習字が掲示されるなど、一週間後に迫った新学期への　　　準備も進められていました。震災後、近くの中学校を間借りし、授業を受けていた児童たちは、早速、教室の場所などを確認していました。

児童：
また新しい学校が始まるのが楽しみです

保護者：
今まで中学校を間借りしていたので小学生には使いづらいことがあったみたいなので、新しい仮設校舎ですけど、のびのびと一生懸命頑張ってほしいなと思います

町では今後、元の校舎を取り壊し新しい校舎の建設を検討することにしています。全校児童137人は今月29日の登校日から仮設校舎に通学します。