「震災の記憶を未来へ紡ぐ使命を感じている」七尾市で9カ月遅れの”二十歳のつどい”

10/13(日) 16:23

七尾市では能登半島地震の影響で延期となっていた二十歳のつどいが開かれました。

およそ9ヵ月遅れで開催された七尾市の二十歳のつどいには15の地区から354人が出席しました。式では出席者を代表して木下杏咲（きのした　あさ）さんと中島心渚（なかしま　ここな）さんが「日常のありがたさを痛感したとともに震災の記憶を未来へ紡ぐ使命を感じている」と決意を述べました。出席者の門出を祝ってこんなサプライズゲストも…。

サプライズゲストとして登場したDJ　KOOさん：
「DJ　KOOです！」
出席者は：
「地震辛かったので開催できてよかった」
「すごい久しぶりに会えたのでうれしかった」
「大好きな七尾に帰ってこれてみんなと会えて本当にうれしい気持ちでいっぱい」
「地震でいろんなことがあったけど振袖姿を見れて感無量」
「看護師に今年なって働くことの大変さを知ったので（両親には）今まで育ててくれてありがとうという感謝の気持ちを伝えたい」

震災の年に二十歳を迎えた若者たちはふるさとの復興を願う気持ちを胸に大人への一歩を踏み出しました。