新たに“塩害”見つかる…去年5月着工した北陸自動車道・新手取川橋の架け替え工事 工期の大幅な延期発表

04/24(水) 17:07

工程の大幅な延期が発表されました。

去年5月に着工した新手取川橋の架け替え工事はこの時期に完成する予定でしたが新たに塩害がみつかり今年度中の完成を目指します。

NEXCO中日本金沢支社金沢保全・サービスセンター松根弘直所長：
「私共の新手取川橋の工事ですが工期が大幅に延期になりまして」

北陸自動車道で最も古い1972年に完成した手取川橋。

老朽化に伴い、去年5月から架け替え工事が進められてきました。

およそ550メートルある上り線の工事は当初、今年の大型連休前に完成する予定でした。

しかしNEXCO中日本によりますと古くなった橋を取り外したところ、橋を支える台の部分に塩害が見つかったということです。

これは想定していませんでした。

松根弘直所長：
「コンクリートの腐食などが見つかりまして、そういうものをやはり再構築してから工事を進めなきゃいけないって事で工事工程の見直しをさせて頂いた」

そのため、上り線の工事は予定より8カ月以上遅れ今年度中の完成を目指します。

能登半島地震の影響はなかったということです。

松根弘直所長：
「この度、大幅に工期の延長をさせて頂きまして、ご利用頂く皆さまには大変ご迷惑をおかけするかと思います。」
「安全最優先に工事を進めていきたいと思っているので、皆さまご理解とご協力をお願いします」

NEXCO中日本によりますと、上り線が完成したあと下り線の工事に入りますがこちらの完成時期は未定だということです。