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地震の被害想定を決める上での調査断層に9カ所を決定…被害想定は来年1月に示される予定

石川県は地震の被害想定を決める上で調査を行う断層について新たに「七尾湾東方断層帯(ななおわんとうほうだんそうたい)」を加えた9カ所を対象とすることを決めました。

県は26年見直していなかった「地震の被害想定」について能登半島地震を踏まえ新たな想定を加えた見直し案を話し合っています。政府の地震調査委員会は8月2日に沿岸や沖合でM7以上の地震を引き起こす恐れがある海域活断層25カ所を公表していて、29日の会議ではこのうち9つの断層を調査の対象とすることが決まりました。
これまで対象にしていた短い断層をひとまとめの断層帯に置き換えると共に能登の内浦地域への影響が考えられる「七尾湾東方断層帯」が追加されています。県は今後、液状化の危険度などを分布図にまとめ、2025年1月中旬に被害想定を算出した結果を示す予定です。

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